今日という日は忘れない。
怒涛のようにさまざまなことが押し寄せた。
つぎつぎにことを返した。
肝心なものは掴んで離さなかった。
夜、静かになった看護部長室の廊下の張り紙を変えた。
何枚も書いて自分に言い聞かせた。
何枚も書いてひとりひとりに思いを馳せた。
スタッフにも患者さんにも、通じる人には通じる。
明日この廊下の壁飾りの前にたたずんでいる姿を描きながらこう書いた紙を貼った。
「ピンチはチャンス」
※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。
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