月に1回夕方婦長と主任が集まります。
会議ではありません。
テーマも決まっていません。
ただ、司会が次の司会を指名できるだけ。
先月は、ほんとうに病院はかわっていったのか、何が変わっていったのか、
というテーマとなっていきました。
今日は「そんなこと、できるわけない」といって反対する人へのアプローチ。
「やってみなければ、わからないわ。やってできたことだけやればいいでしょ。」
「そんなことはできないけど、どんなことならできるの」
「ほんとは、やりたいけどこんな状態では無理ってこと?やれたらやりたいののね」
「やれると思う人がやることに反対しているわけじゃないわよね。
やれないときもあるということがわかってほしいということかしら?」
少し変わってきたことは、患者さんよりもまわりの職員へ気遣いしてしまう職員の姿勢。
患者さんの隠れた力を見つけ出すのも、力をつけていけるようにするのも職員の仕事。
スタッフの隠れた力を見つけ出すのも、力をつけていけるようにするのも婦長や主任の仕事。
最後の〆は「抑制しないで、よく、せい」という一言でお開きでした。
※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。
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