いま、少しでも心地よく過ごせる保護室になるよう工事中。
連休を利用してすごい音でコンクリートを壊しています。
保護室からなかなか出られなかった青年が、工事の為に病棟を移りました。
病室を尋ねるとドアを開けっ放してベットに寝転んでいました。
「お部屋直しているから、しばらくここでね」
こっくり。
ゆっくりとした病棟の雰囲気にすっかりとけこんで、みんなと食堂で食事をし、
ミーティングで手をあげて発言しています。
毎日がただたんたんと過ぎていくって、本当はすごいことなんですね。
※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。
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