【2001年4月27日】ソフトボール大会のお土産

閉鎖病棟の女子は、男子の応援のつもりでソフトボール大会にいきました。
がぜん張り切る新婦長。
「さあ、応援するわよ。カットバセー、カットバセー」
だんだん盛りあがる。
点がリードしたところで打ってみないかと女子を誘う。
「いいのよ、振るだけで、球はあたらなくてもいいの。球が取られてもいいの、取った人が悪いんだから。あたしたちは振るだけなんだから。あっ、でももしかすったら走ってね」
 それがやってみると結構飛んじゃうんですって。
皆、上機嫌で帰ってきました。
私は留守番でしたが、皆の満足げな顔がいちばんうれしいお土産です。 

※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。

  

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