痴呆病棟のAさん、ラジオが大好きで自分のラジオを一日中持って歩いていたそうです。でも、夜になるとわざとボリュームを大きくして、職員があわてて飛んでくるのを楽しみにしていたようです。ところがとうとう、夜のラジオは他の患者さんに迷惑ということで、夜間勤務室あづかりとなったらしいです。でも、カンファレンスで「そんなことしなくてもいいんじゃないか」という意見がでたそうです。私も入院してたらやっちゃいますね、「職員呼び出しゲーム」。誰がすぐくるのか、誰があわてるのか、へへへ、楽しんじゃいますね。
また、一日中ラジオを持ってるAさんになりましたが、さて、夜はどうなったのか聞くのが楽しみです。
※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。
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