【2001年1月17日】ホントにドジ

今日は休みだが、看護学校の講義に行った。

福祉ホームに入所しているAさんが、学生の質問に答えてくれるというので同行をお願いした。この日、私がいかにドジなのか、しっかりと見られた。

電車の中で、

私「いけない、昼の薬飲むの忘れちゃった。いいや、今飲めば」

Aさん「服薬の自己管理は基本でしょ。あっ、水もなしで、いいの、そんなんで」

私「よくない。でも、今飲まないと忘れちゃうような気がするの」

Aさん「じゃ、しかたないわね」

講師控え室で

Aさん「先生って呼ばれているんだ。今度、先生!っていおうかな」

私「やめてよ、先生と呼ばれるほどの馬鹿じゃなし、アハハ」

Aさん「しっ、隣に先生いるじゃない」

帰りの電車で、私は勘違いしてひとつ前の駅で勝手に降りてしまった。家に帰ってから、当直者に伝言を頼んだ。

「間違えて降りてしまいましたけど、無事帰りましたと伝えてください」翌日、「ホントにドジなんだね」と感心された。

※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科専門病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。

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