病院中あちこちにチューリップが咲いています。
玄関・中庭・ベランダ・通路・・・
なにしろ花いっぱい基金では、
各病棟、デイケア、援護寮に球根を100個ずつ配ったので、
みんなが好きな場所に植えて、
そこいらじゅうがチューリップだらけなんです。
もちろん、パンジーもいっぱいですし、ハナミズキも咲きましたし、
赤・ピンク・白の牡丹がポンポンと咲き始めました。
花を眺めているのが好きな人がだんだん増えてきたみたいでうれしいです。
何年か前には、患者さんが花を食べるから、
ガラスが危険だからと、どこにも一挿しの花もありませんでした。
今は、病棟のあちこちに花瓶と花がおかれています。
私の部屋も真っ赤なチューリップがいっぱいガラスの花器に挿してあります。
廊下のドアの横におかれた花瓶にも、
山のようなチューリップを患者さんが挿していってくれました。
※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。
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