私のお部屋に毎朝お花が届きます。
庭に咲く花です。
今日は白いグラジオラスがくびれた花器に。
紫の桔梗がぽってりとした花器に。
私の背中から覗いて訪問者を見ています。
外来のソファーの横のテーブルに置かれた、小さな花器やワイングラス。
小さな花たちがあちこちで笑っています。
中庭のテラスには、切り株や木の枝。
ごろんところがって、何かを語っています。
レントゲン室のカウンターにはねこじゃらしが何本か。
揺れて遊んでいます。
なにげない花たち。
ただここにいるだけで充分な花たち。
わたしたちがそんな風になれたら、いいですね。
いつもお花をありがとう。
※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。
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