下書きに広告の裏は沢山使っていいけど、キャンバスノートは大切に使ってね。
そう言われるとちょっと不満。
今日はナースステーションの前で看護婦になにやらたしなめられています。
Aさんは下を向いて上目使いで看護婦を見ているんです。
車椅子を左右に動かしながら、ぶつぶつ
看護婦はだんだんイライラ。
看護婦はAさんに遊ばれているみたい。
しかってくれるって、知らんぷりされるより、ずっとーうれしい。
「ところでなんでイライラしたの。」
「だって、コップのお茶、残ると床にまいちゃうんです。自分で車椅子押せるのに。」
「あら、あたしだって播くわよ。めんどくさいもの」
「Aさんにかまわれてイライラ遊びしたいならいいけど、床にお茶播かなくていい方法考えた方がいいんじゃない」
後で聞いたら、お茶捨て容器をテーブルに置いたんですって。
Aさんは自分のために看護婦が考えてくれた事にちょっと満足。きっとね。
※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。
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