昨日は、夕方、フォーカスチャーティングという記録の書き方について講師を招いて研修会。あふれるばかりの職員とその熱意に、私がびっくり。
実は、私以前いた病院で、むりやり変な日本語使いながら四苦八苦している看護婦達を見て、普通に書けばいいのよ、やってることやってりゃと言っていたんです。
本当は、大学にいたときからずっと記録の書き方については、看護の考え方を反映するものとして結構思い入れがあって、個人的には確固たる考えがあるんです。でもね、患者さんといる時間さいてまで、こねくりまわした記録と戦う看護婦を見ると、あほやんけ、と思っちゃう。だから、あっけらかん病院にきてからは、そんなことより先にやることがあるでしょ、でもやりたいなら好きにどうぞ、というスタンスでスタッフの好きにしてもらっていたんです。人間やれと言われるとやりたくないのに、いいのよ適当でといわれると、そういうわけにはいきませんよ、となるもんなんですね。
今日聞くとですね、うれしそうにさっさと記録しているんですって。みんなすごいね。
※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。
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