【2000年12月7日】七輪陶芸

昨日は、休みをとって中庭で七輪陶芸を初めて試みた。
病院が好きなのか、中庭が好きなのか、陶芸が好きなのか、ただの物好きか。
だって、七輪でぐい飲みが焼けるんですよ、みんなに見せたかったんです。

「ねえ、ねえ、やきもの中庭でやるから来てね」

廊下で出会う患者さんやスタッフに声を掛けて、
昼前から七輪で炭をおこして、まず素焼きからはじめた。
うわさをかけつけてぞろぞろとギャラリーが登場。

「看護部長が中庭でヤキイモ焼いて、食べさせてくれるんだって」

ごめん、芋はないの。
私、毎日昼休みにちょこちょこと土をこねて、ちいさな器や花器を20個近くつくり、今日の日がくるのを待ってたんです。
入れ替わり立ち代りのぞきに来てくれるし、最後に火力をあげて真っ赤に焼き締めるまで見ていってくれた人もいた。
最後は焼きみかんをたべて夕方終了。
あー、おもしろかった。


※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科専門病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。

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