【2003年5月6日】経験を受け継ぐ

ちょっとした出来事がありました。
朝関係者に集まってもらって事情を聞きました。
夜勤の職員たちが協力して
患者さんを守った様子がひしひしと伝わってきました。
よくぞここまでやってくれたと、頭が下がる話でした。
祈るような気持ちで臨んだことがさらにまた、
ひしひしと伝わりました。
「ありがとう」
頭を下げて夜勤者を見送りながら、
経験で培われた機転は。
誰にでも備わっているものではないけど、
どうにかして受け継いでいきたいものだと思いました。
演奏が終わったのに、
職員と話をしていたので、
Cさんに叱られました。
あっちいけ!
ごめんなさい。
ここはみんなのごはんの後の休息場だったのに。
 アハハハ・・・
という笑い声も、
ピアノの音と同じ談話室のバックミュージックでした。

※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。

  

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