先週は製薬会社の研修があり、
病棟を自由に歩き回って得た患者さんに教わったことをレポートに書いて、
今日もってきてくれました。
たった1日、2日ではありましたが、
貴重な患者さんの声をきいて教えてくれました。
薬の作用や副作用、病気のこと、
不安なら先生や看護婦さんに聞いてみたらどうですかと話しかけたところ・・
「お変わりありませんか、眠れないですかしか聞かないんじゃ、
薬のことや病気のことなんて聞けないよ。」
「先生は忙しいし、いつもいるわけじゃあない。
それに言ってもわからないと思っているから何にも言ってくれない。」
「わたしに言ってもわからないと思っているみたい」
「聞いたって教えてくれないよ」
病院の見学者や研修・実習が増えてきました。
病院の案内係りは患者さん。
先生や看護婦に話しをする練習を見学者の協力を得て行っています。
※本記事は、20年以上前(2000年11月~2004年4月)千葉県内の某精神科病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。
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